2025.12.17

ホームページのURL「https」になっていますか?
「http」のままのホームページだと、開いた瞬間にブラウザ(Chrome)で“注意の画面”が出て、見込み客や求職者が戻ってしまう流れが強まります。
Googleは、2026年10月(Chrome154)に「Always Use Secure Connections」をデフォルト有効にし、HTTPSでない“公開サイト”へ最初にアクセスする前に警告を表示すると発表をしています。
参考:Google公式 https://security.googleblog.com/2025/10/https-by-default.html

たとえば、あなたの会社を調べた人が、
この“最初の1クリック”で失うのは、問い合わせ・採用応募・資料請求など全部です。
警告が出るだけで、内容が良くても「読む前に離脱」されて成果が出にくくなります。

通信が暗号化される(安心して開きやすい)
暗号化されない(途中で内容をのぞかれたり、すり替えられる可能性がある)
Googleも、HTTPSでないリンクは攻撃者に“乗っ取られて”、マルウェアやフィッシングなどへ誘導されるリスクがあると説明しています。
2026年10月(Chrome154):警告が“標準”になる予定
※一部ユーザーには2026年4月(Chrome147)から先行して適用される予定です。
自社サイトを開き、URL部分を“ダブルクリック”し、「https」から始まっているか確認してください。
HTTPのままのサイトは同時にこのような課題も抱えがちです。
ですのでおすすめは。
「警告が出ない状態に直す(HTTPS)」+「問合せにつながる形に整える(導線・内容・デザイン)」
をセットで進めることです。
ホームページは、見込み客や求職者にとって“会社の第一印象”です。
その入口で注意表示が出ると、内容を読まれる前に不安を与えてしまい、問い合わせ・採用・来店のチャンスが静かに減る可能性があります。
だからこそ今は、HTTPS対応の有無だけでなく、
スマホでの見え方/情報の鮮度/問合せの導線まで含めて、サイトを一度見直すタイミングです。
「何か起きてから直す」より、「起きる前に整える」ほうが、結果的にもコストも手間なく小さく済みます。